こんにちは。タイガーの井上です。
皆さんの会社では車両の位置管理(以下、動態管理)はされておりますでしょうか?当社は動態管理ができる車載器が搭載された車両がそこそこの台数あります。
お客様に様々なデジタコ・ドラレコを販売している兼ね合いで様々な製品の仕様や機能を調査するために実際に取り付けして車両を走らせています。
さて、そんな当社がオススメする動態管理のシステムを一つご紹介したいと思います。
==目次==
1.そもそも動態管理とは?
2.リアルタイムに車両位置を管理!「ドコマップ」のいいところ
3.「ドコマップ」主な機能は?
4.「ドコマップ」に向いている企業、向いていない企業
1.そもそも動態管理とは?
動態管理システムとは、車両の位置情報をスマホや車載器などに搭載されているGPSの情報を会社のパソコンやスマートフォンで車両位置をリアルタイムに確認することができるサービスです。
動態管理ができる製品やサービスは巷にあふれておりますが、高価で高機能なものから安価なものまで様々です。
最近の動態管理システムの傾向を見ていると「高機能」「低価格」のものが増えてきました。
ただ単に動態管理をするだけではなく、車両の稼働状況やドライバーの作業状況の管理、走行ルートの分析に至るまで様々な機能が搭載されているものが徐々に標準化されつつあります。
最近の技術革新の速度はどんどん加速しているので、しっかりついていきましょう。
その中でも今回ご紹介する製品「DoCoMAP(以下、ドコマップ)」はダントツでコストパフォーマンスが良いのです。その辺を次の章で紹介していきたいと思います。
2.リアルタイムに車両位置を管理!「ドコマップ」のいいところ
「ドコマップ」のいいところは沢山あるのですが、導入に対してのハードルが低いところにあります。
【初期費用0円】月額レンタルで低価格にすぐに開始できる
「ドコマップ」の驚異的なところはその圧倒的なコストパフフォーマンスです。動態管理だけの用途であれば、なんと初期費用がかかりません。固定費でかかるのは通信費用のみとなります。
月額利用料
1台1,780円/月
とりあえず、1台つけてみてもいいかなという金額じゃないですか?
そう思ったら、ブログの途中で離脱して構いませんので、是非(株)タイガーまでお問合せください!
「ドコマップ」は設置が簡単にできる
ドコマップは常時電源さえとれれば、すぐにでもお使いになれます。この手の車載器は専門の業者さんじゃないと取付できないと思っている方も多いと思います。
こちらの車両はシガーソケットから電源を取るだけの方法も用意されているので誰でも簡単に始められます。
また、「配線を隠したい」、「本体を見えない位置に配置したい」などのご要望がある場合は専門のサービス店に依頼するか、常時電源を取るだけなのでご自身で作業される方もいらっしゃいます。
兎に角、導入が簡単なことが一つのメリットです。
因みにサイズは写真の通りなんですが、分かりやすく説明すると掌に乗るサイズです。しかも20gと異様に軽いので両面テープなどで簡単に固定できます。
【写真:docomap GPS2.0】
無駄な車両削減や業務効率化に最適
定期的に通信しているわけですから、稼働している車両、そうではない車両は簡単に見分けがつきます。
勿論、車両の稼働状況を確認するための帳票なども用意されているので、稼働が少ない車を廃車にしたり、別の用途で使うように効率化することが可能です。
一時、「見える化」「可視化」という言葉が飛び交っていた時代がありますが、このシステムを導入すれば車両の状況は確実に「見える化」されます。
今まで手探りで行っていた車両管理をドコマップを導入することで容易に状況把握ができるようになります。
PCにソフトのインストールをしなくても使える
「ドコマップ」は、当社の「WEBドラサービス」と同じようにWEBアプリケーションに該当するシステムです。
つまり、インターネット環境とPC、もしくはスマホがあれば、どこでも・いつでも車両位置を確認することができます。
何しろ、ソフトウェアのインストールも不要なので、車載器を設置したらすぐにお使いになることが可能です。
トータルで見て、価格、ソフト、ハード全てが手軽で素早く導入するための要素が揃っているところがこのサービスの凄いところです。
3.「ドコマップ」の主な機能は?
ドコマップには様々な機能が搭載されています。その中でも特長的な機能のものをピックアップしたいと思います。
同時に2000台の車両位置を瞬時に表示ができる
実績がものを言います。約2000台程度の車両が同時に稼働していてもストレスなく現在地を把握することができます。この手の仕組みは体感速度が明らかに遅いとイライラしてしまいます。
その点ですが、実際のユーザー様で2000台超のトラックを同時稼働している実績があるので、「瞬時に表示される」ところは間違いありません。
目的地に侵入したら通知をくれるエリアマスタ機能
設定エリア内を車両が通過したらメールでお知らせしてくれる仕組みがあります。この機能は設定エリアへ入った場合と出た場合にメールを送信することができます。
主な使い方は特定の荷主や顧客への車両の着時間と、出発時間を把握するのに役立ちます。
昨今であれば、運送事業者の悩みの種となっている「荷積み待ち時間」などもシステムで把握することが可能ですし、近隣住民から侵入してほしくない道路などを自社の車両が通過したらお知らせする機能なども企業様によって有効だと思います。
走行軌跡を1年保持しているのでタイムマシンのように遡れる
動態管理で取得した車両の位置情報は最大で1年間保管されます。あの日、どこにいたのか確認することが可能です。
Android、iPhone専用のビューワーアプリでスマホでも動態管理
この製品の凄いところは、動態管理をスマホでも見れるところです。
これだけだとピンとこない方も多いと思いますが、実はAndroid、iOS両方に対応しているアプリが用意されているところもポイントが高いのです。
運送業界のソフト屋さんは保身的なところがあるので、頻繁にバージョンアップがあってアプリケーション開発に影響を与えるiOSのアプリを避ける傾向にあります。
その点、ドコマップジャパンさんは一味違います。AndoridでもiPhoneでも、稼働する動態管理専用アプリケーションを提供しています。
このアプリを使えば、スイスイ動態を確認することが可能です。
4.「ドコマップ」に向いている企業、向いていない企業
ドコマップを導入するうえで、向いている企業様とそうではない企業様がいらっしゃると思います。その辺をまとめてみました。
ドコマップに向いていない企業
まずはドコマップに向いていない企業は以下のような運用の場合に考えられます。
・既に通信型のデジタコ、ドラレコを導入済み
・ランニングコスト(固定費)に抵抗がある
・そもそも車両が少ない
既に通信型デジタコ・ドラレコを導入済みであればそちらをご活用いただければ問題ないと思います。
また、車両が少なくても動態管理は威力を発揮するのですが、車両が少ないということは大体の場合は管理者がの方が把握できているはずなので無理して導入する必要はありません。
問題はこの固定費を高いと見るか、安いと見るかです。
ここで二の足を踏んでいる方は、是非他の動態管理の仕組みも調べてみてください。
私はこの業界にそこそこ長くおりますが、そんな私が見ても「破格」だと思います。
既に記載済みですが、イニシャルがかからない上に月額1台あたり1,780円(税別)で動態管理ができるし、設置も配線を隠すなどの面倒なことをしなければご自身で設置することも可能です。
もし固定費でお悩みなら、この辺も含めて損得を計算するのも良いと思います。
ドコマップに向いている企業
ドコマップに向いている企業はこんなポイントがあります。
・車両が沢山あるけど稼働状況の把握ができていない
・配車マンがそろそろ引退しそう
・宅配をやっていて今どこにいるのか把握したい
・カード型デジタコ、ドラレコ、アナタコを使っている
ドコマップを使えば現在地が20秒に一回更新されるので、ほぼリアルタイムに現在地を把握できます。
荷積み荷卸しの頻度が高い個配などの業種や運送会社からは離れますが宅配業界などはどこにいて、いつ戻ってくるのかが大まかに把握できるドコマップの仕組みはとても相性が良いはずです。
他にも配車マンの引退が間近の会社にもお勧めです。
得てして、「配車の効率良い回し方をマニュアル化して伝える」・・・なんてことは、配車マンは苦手な印象があります。(※そうじゃない方も沢山いるのは存じています)
こういうのは「言うは易く行うは難し」で中々後輩に的確なノウハウを伝えるのは難しいものです。
ドコマップでは最大で1年前までの走行軌跡を保管しているので、配車マンが組んだ配送ルートを後から目視で確認することが可能です。
「背中を見て育て」ではなく、「軌跡を見て育て」を実践してみるのも悪くないと思います。
さて、ドコマップに興味をもっていただけましたでしょうか?今回、ご紹介したのは機能のほんの一部なんです。
他にも通信型ドラレコ連携版や、スマホで荷積み、荷卸し、休憩・・・などの作業を登録できるアプリとの連携など幅広い用途で使うことができるサービスを提供しています。
本製品ですが、弊社でもお取り扱いを開始しましたので、興味がありましたらお近くのタイガー支店担当者までお問合せください。
では、失礼いたします!
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